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ときどき生存報告をするブログ(´・ω・`)
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ホルベインの水可溶性油絵の具デュオを使ってみたので感想を書きます。
※素人の個人的な感想です


油絵の具は一冊本を買った読んだ程度の知識しかなかったのですが、
一度でいいから油絵の具を使ってみたかったので、
「水で溶かして使える油絵の具」を買ってみました。
普通の油絵の具は、水彩絵の具などで使っている水を全部油でやる。
という感じでとてもお金がかかりそうだと思いました。
今回は水で溶かす手法でしか試していません。


・HOLBEIN WATER SOLUBLE OIL COLORS(基本12色)
 (白がちょっと多きいチューブに入ってます)
・筆洗用バケツ
 (絵の具の油が浮いてくるので水彩絵の具と同時には使わないほうがいいです)
 そんな横着はしないか。
・パレット
 (ペーパパレットがいいと思います。洗うより捨ててしまう方がラクです)
・筆
 (ナイロンの筆で大丈夫です。私の筆、100円均一のが7割…)
・水
 (霧吹きをいつも通り用意しましたがなくても大丈夫そうでした)


まず第一印象は「燃費が良さそう」でした。
透明水彩絵の具はパレットに好きなだけ搾り出し乾かしておいて、
溶かして使っていきますが、それに近い感じです。
最初に使いたい色を数色パレットに出してパレット上で混ぜていっても、
パレット上の絵の具は全然渇かないのでゆっくり描いていても平気。
逆に言うと完全に乾くまで時間がかかりすぎます。
厚塗りしたら(厚さにもよると思いますが)3~5日くらいは、
何にも触れないようにおいておかなければなりません。


もう一点は定着のよさ。
私は透明水彩の嫌いなところは色が流れていってしまうことで、
その点でデュオは結構決定的に色がついてくれます。
逆に言うと最初に筆をおくときに気をつけないと跡みたいに残ります。
普段使っている透明水彩の感覚で塗ると修正効かなくてちょっと失敗しますorz


私自身に技術がないのでなんともいえませんが、
透明水彩に比べてにじみぼかしみたいな技法がやりにくかった印象があります。
先に挙げたように定着が良いからか、水の上で油は動かないのかも。
ハイライトに白を入れるとまた乾くのが遅いと思って、
アクリルガッシュの白を使ったのですが、はじくこともなく乗りました。
水少ないと乗らないのかもしれませんが。


水で薄めれば主線もちゃんと見えますし、
水分少ないときの被覆力もよく、発色もとても綺麗です。
ただセット内容は暖色系(特に黄色系統)に寄っていて、
私は赤の感じがあんまり好きじゃなかったのでうーん。
オレンジ系のは黄色があれば作れるのでマゼンタ系がほしかったかな。
個別に買ってきます。。。


臭いを嗅いだら臭いですが、部屋中に充満するとか、
服に臭いがうつるほどではないと思います。
溶剤使ったらどうなるんだろう。こわいな。


総合的に。
乾くのが遅いけどアクリルと透明水彩の中間みたいな感じで使えました。
厚塗りする場合は気を遣わなくてはいけません。
発色や使いやすさもすごくいい感じで、
今度ちょっと大きめの絵を描いてみたいと思いました。
必要に応じて油を使ってみたいです。
多様な表現が可能なので絵の具初心者にもおすすめですねー。
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