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Master/Admin*Write*Comment
ときどき生存報告をするブログ(´・ω・`)
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個人的な意見です。
この事件についてとくにたくさん情報を集めたりはしていません。
報道やTwitterで教師の対応が酷いと話題になったので、
自分も不登校や精神的におかしい時期があったこととあわせて、
私はこうだった。こういうことができたんじゃないか?
みたいなことを書きます。
※記事の最後に追記があります

まず私のプロフィールですが、
 小学生の頃から気分で学校に行きたくなくて、ズル休みをしていたり。
 中学もそんな感じで、勉強こそできてましたが、
中3は進学で悩んでいて現実から逃げたくて引きこもりをしてました。
出席日数が危なくなるくらいにです。
 高校は両親の希望通り地元の高校に行きましたが、
高1からすでに休み休み、高2についに登校拒否で
休学を取り、通信制の高校に転入しました。
 通信制の高校は登校が年に1回修学旅行くらい宿泊するような感じ。
転入前後で単位が足りてなくて1年ダブりましたが、高校を卒業。
 そのときも若干社会人になれるか不安で
情緒不安定になっていました。
両親も気を遣って「いきなり社会人は無理だろうから専門学校に行きなさい」
と地元を出て一人暮らしを始めて専門学校へ行くことに。
中学高校で酷い不登校だった割に専門学校は出席している方でした。
1年目の夏にとても落ち込んで学校を辞めたくなりましたが、
そこでアドバイスを受けて立ち直りました。
 2年専門学校にいて、就職して会社はほとんど休まず、
なんやかんやあって生きています。



 私は明確に誰にいじめられているとか、
身体的ないじめがあったわけではありません。
 私は自分自身の行動を酷く悔やんだり、
ふざけて言っているのであろう“ちょっかい”が苦しくて悔しくて、
帰宅後は毎日泣いていました。
 なぜふざけていると判断したかは、
ふつうに話したりするときはふつうに話ができる間柄だったから、
要するに受け手の判断です。それでも辛かったということ。
 私はどちらかというとおしゃべりで明るい性格で、
その場では茶化したりできますが、
家という安心できる場所にいると泣いちゃう感じでした。
 なんと(専業主婦の)母は帰宅後、私が毎日のように泣いていたことを
把握していなかったようです。(最近聞いた)

 それと田舎特有の相手(の家族を含む)を詳しく
知りすぎているのもすごく嫌でした。
(私は田舎生まれ田舎育ち、いま都会に住むの田舎人です^^;)
 たとえば、歯医者で歯を抜いたことを誰にも言っていないのに
(歯科助手をしている叔母さんがいる)男子が知っていて冷やかしに来る。
 たとえば「Aくんとカラオケに行ったけどすごく音痴でさ」
「歌詞もいつも間違えるしさ」という陰口を聞いているのさえ嫌でした。
一緒にカラオケにいってない人、行かない人にまでそんなことを
流布する必要があるのか?といった感じ。

 高校で一番嫌だったのは仲間内でしか知らない「あだな」をつけて、
特定の生徒を罵るのが流行ったこと。(明らかイジメだよね)
悪口の対象の生徒にまで「○○キモイよな?」などと話を振るので、
私は休学前にその生徒に
(助ける気持ちがあったというよりは悪習を潰したいだけで私もその子は嫌いでした)
「○○ってあんたのことだよ」とみんなの前で暴露したことを覚えています。
 その後どうなったのか知りませんが知らぬが仏ってこういうことだったわ。。。
その子にとっても、私にとっても。
もしそのまま私が学校に通っていたら私がいじめられていたかもしれませんね。

 中学高校で自分自身に起こった出来事でいうと、
嫌いな子とも無理やり仲良くならないといけないと思い込むことがキツかった。
田舎だと面子は大体同じで
「この子苦手だから、ほかの子とつるも~」みたいのができません。
あるいはBちゃんCちゃんがいて、
Bちゃん苦手と思ってCちゃんと仲良くしたくても、
BちゃんとCちゃんはいつも一緒にいるって具合に。
 そしてこのBちゃんというのがすごーくウマが合わなくて、
趣味の話ができる唯一の相手だったので
楽しい反面、言われることの精神的ダメージが大きく、
私も自分がBちゃんと仲良くしたいのか、したくないのかわからなくなっていました。

まとめると私は
・自分の行動や言動をいちいち悔いて毎日泣いていた
・おふざけと思っていても、ちょっかいが辛い
・他人の悪口を聞いているのが辛い
・面子が同じで嫌いな子とも「仲良くしないといけない」と思ったり、するのが辛い
・直接的ないじめに遭っていたわけではない
・とにかく学校に行くのが辛い(体力、精神面)
というストレスにより登校拒否生徒でした。


この事件の男子生徒はいま在学中のこの学校の行きたかったのでしょうか?
行きたくなかったのでしょうか?
よく「逃げてもいいように」「行きたくなかったら行かなくてもいいように」
みたいな解決策を挙げる方がいます。
確かにそうですが、
「行きたいけど、行くと辛い」のと
「行きたくないし、行くのが辛い、行くと辛い」のは違います。
もちろん前者は問題をすべて解決しないと無理な話です。
 私の場合は後者で、私は生徒も先生も何もかもが嫌いだったので、
学校を爆破することばかり考えていました。
刑事モノなどをよく見るので、爆発物製造方法を調べたりはしていません。
足が簡単についてしまいます。そういうのを準備から空想で計画するだけです。
 嫌いな生徒が更生するとか、嫌いな生徒が転校するとか、
そういうのじゃ解決できなかったのですね。
 お母さんもヒステリーになっていて、
「いじめられてるならその子の名前を言ってみなさい。お母さんが殺しに行くから」
と言っていましたが、「そんなんじゃ解決しないから!」と
そのときの返しが全うな答え。
とくに私の場合自分の精神力の弱いせいでしたし。
(それで片付いたら誰も悪くないねって言われちゃうケド)

 実際いじめ側の生徒が転校したら解決するでしょうか?
みんながいなくなればわかりませんが、
いじめを受けていた生徒は清々しい気持ちで
その学校へ学級へ行くことができるでしょうか?
ほかの生徒はいじめられていた生徒を快く迎え入れてくれるでしょうか?
 私は(もちろんケースバイケースってやつでしょうけど、)
難しいと思います。みんなどういうことで自分が島流しに遭うか警戒しませんか?
もっと悪質な、誰がしたかわからないようないじめに発展しませんか?
 どだい無理な話ですが、
いじめをする人がいじめをしなくなり、みんなが仲良くなるのが理想だと思います。
無理でも、理想はそうあるべきだと思うんです。
※記事の最後に追記があります
 いじめる人をどこかに飛ばすとか、
いじめられた人がどこかへ行くとかは、最終手段になるべきと思います。
嫌なものは排除すれば、嫌なら逃げればいいを繰り返すと
私のようにダメな大人になります。
 いじめた側は子供ですから「いじめ」の重大性について
あまり考えが及んでいないのかもしれません。
再三の注意にもかかわらずいじめを繰り返すなら
罰則を設けて何かしらの罰を与えるべきと思います。
 アメリカだとボランティアへの参加とか?
しかしそれが原因で(自業自得のくせに)
復帰後もっと酷いいじめを行うかもしれません。
 更生に結びつかなければ罰を与えても無意味ということです。
他生徒への見せしめにはなるかもしれませんね。

 今回の事件で先生はいじめがあったことは認知していたようですが、
(責任を逃れるために「知らなかった」と言うのでしょうか?)
解決しようとは試みたのでしょうか?
※記事の最後に追記があります
無理でも無理と知っていても、挑戦するのとしないのとでは全然違います。
もしその生徒が
「学校に行きたくない」というなら、行かなくても
すむような提案も必要かもしれません。

 私は高校の頃でしたが、
学校へ行けるよう先生が何かをしてくれたようです。
例えばクラス編成を変えるとか。
(努力してくれたんだと素直に受け取って感謝したいと思います。)
 すでに言ったように私の抱える問題はクラス編成で
どうにかなるようなものではありませんでしたが、
担任が問題のある生徒(の親)と何度か話をして
行けるようにと尽力してくださったことは、
(当時は「当然」とか「どうでもいい」とか思っていましたが、)
こういう事件を聞くたびに「担任の先生頑張ってくれたんだ」と
感謝するばかりです。
 でも結局その高校は辞めちゃったんですけどね。
でもそれが私に適した解決策だったんです。
休学についても担任の先生がアドバイスをくれました。
すでに書いたように休学と転入のことです。

 私の1つ下の学年の女の子で、(非常におとなしい子でした)
その子も高校に通うのが辛くて退学したそうですが、
 その子の担任の先生は
「休学してほかの高校へ転入してみては?」という提案をしなかったそうです。
田舎ですから、私が学校を辞めたことはその子の親も知っていて、
私の母と娘の退学について(?)話してお互いの状況を知ったそうです。
 その子はすでに退学していたので、
もし高校に入るなら入試からやり直し(のはず)です。
 私は先生にアドバイスをもらい、休学手続きをし、
休学中に転入先の高校を見つけ、高3の時期に転入しました。
(編入と転入って違うのかな?よくわからん。)
 私は先生はみんなそういうことを知っていたり、
教えてくれるものだと思っていました。
先生の知識量なのか、面倒だったのでやらなかったのかはわかりませんが、
酷い話だと思いました。

 担任の対応で生徒の人生が大きく変わる、ということ。
その子はその後どうなったんでしょうか。聞いてません。

 専門学校1年目の夏に、学校の先生や課題の進め方、生活のことに非常に
多大なストレスを感じて、田舎に戻るのは嫌だけど学校には行きたくない。
とわがままを言い出しました。
せめて専門学校の同じ系列のほかの学校へ移りたいと。
 田舎と違って個人同士のしがらみや、
悪口がどうとかで嫌な思いをすることはありませんでしたが、
環境の変化についていけず、休みに実家に帰ると学校が面倒でたまらなくなりました。
 学校を変えたいということで入学手続きをしてくれた
事務の人と話をすることになったのですが、
母がその人に上記のストレスの話を事前にしていたようでした。
 自分が話していないことをその人が知っていることに不快感と
母が勝手に伝えたことに憤りを感じましたが、
結果的にはそれはよかったのかもしれません。
 人のいっぱい通るようなところで大人気なく泣くほど、
その人は自分の困っているところに理解を示してくれて、
「あなたは真面目で、完璧にやろうとしすぎる。もっとテキトーでいいんだよ」
というようなことを言われ、もっと具体的に
先生同士の言うことが違っても話半分に聞いたりしていいんだと
(自分でそう思うより他人に言われて「そうよね!」って思う感じ)
言ってもらえて、とても気が楽になりました。
 それをきっかけにそういう愚痴をクラスメイトに話して、
友達になれたりしました。
 みんな言わないだけでそれぞれ不安や不満があったんですね。
不満がわかって問題を共有するようになって、
お互い励ましたりストレス発散や問題の解決に繋がりました。
 悩みを話すってとっても大事。

 今回の自殺事件では生徒が明確と言っていいほど、
先生に悩みを相談していて、先生も読んでいたことがわかる
交換日記みたいな?そういうのがあったことで非常にショックを受けました。
 結局悩みを聞いてくれる人側に解決してやろうとか、
親身になってくれる気概がないと、
話しても意味がないんだと言うことが浮き彫りになったからです。
※記事の最後に追記があります
 私はその点では周囲の人たちに恵まれていたんだなと思います。

 私は落ち込んでも「死にたい」と思ったことはあんまりなかったので、
自殺したい気持ちはわかりません。
自分が死ぬくらいなら相手を殺してでも生きる!っていうくらい
利己的に考えて生きていました。殺してませんよ。
 辛いことも多いですが楽しいこともいっぱいあるので、
それらから自分を切り離すのが怖くてしょうがないと今でも思います。
 だから、死に逃げる以外に「逃げる方法」ならいくつでもあるのに、
と思ってしまいます。
 逃げたいなら逃がしてやる道を誰かが作ってあげるべきです。
自殺する事に盲目になっている人になんといってやれば
生きて逃げるほうに目を向けてくれるのか。
 簡単に答えは出せないことでしょうが、
逃げ道を提示しなかったのか?疑問に思います。

 先生に生徒が自殺したことの責任を押し付けるのは
間違っているとは思いますが、
責任を負っているという認識が薄かったことは問題視すべきと思います。
 先生はほかの先生に相談できなかったのでしょうか?
相談した上であのような対応になってしまったのでしょうか?
 問題がないことが素晴らしいのではなく、
問題があっても解決しようとすること、解決することが
素晴らしいのだという姿勢が、会社でも教育現場でも必要なんだと言いたいです。

 ちなみに中3のときに不登校になったときの担任は、
出席日数のことで学校に来るようにとか
(本当か知らんけど)出席日数を融通してくれましたが、
なぜ学校に来ないのかを、話したことはなかったと思います。
進路相談でも理由もなく地元の高校へ行くことを勧められ、
(先生としては地元の高校に入れるのがその中学校の方針だったから
という理由はありました。私個人に対する理由がないという意味)
のちに転入することになった通信制の高校を
私が行きたいという理由を理解しないまま否定されました。
 先生が後押ししてくれたら親も折れて
(わがままで不登校になってると思われている子供の言うことより
先生の言うことの方が説得力があったんだろう)
1年ダブらずに高校卒業できたんじゃないかなと思うと
その先生が特別嫌いってワケじゃありませんが、なんだかなーと。


2015/07/10追記
Twitterで当該事件の学校の生徒と話したという人の
「先生はいじめを解決するために頑張っていた」
「先生が悪いという偏った報道がされている」
というような内容のTweetが話題になりました。
マスコミの報道に偏りがあったことは否めず、
私もそれに煽られたところもあったと認めます。
しかし結果生徒は自殺しているのですから、
(すでに書いたように担任の先生一人の責任というわけではありません)
彼の命綱だった先生の力が及ばなかったとだ思わざるを得ない。

もちろん先生は万能じゃないし、
生徒もうつ的な自殺への願望があり、学校の先生ではなく精神科医に
かかる必要があるところまで、精神的に追いつめられていたかもしれない。
精神科での解決策は試みたのだろうか?
生徒が自殺に盲目になっていたように、
先生も自分の解決策に盲目になっていなかったでしょうか?

学校を休むと弱いやつ、精神科医にかかると弱いやつ、
そういった風潮がなくなればいいと思う。
いじめや不登校の生徒の抱える問題は多方面に及ぶだろうから
誰の立場にしろ一人じゃ解決できない。
いろんな方面からの解決策が必要なのだと思い知らされました。
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